事業を知る

高機能性樹脂加工メーカーとして、約80年に亘り“ものづくり”に携わってきた八十島プロシードは、そのノウハウと技術力、経験を元に、日本の“ものづくり”を変えていきたいと考え、実践しています。
これまでの主な歩みとともに、事業の特徴や強み、今後の展望についてご紹介します。

特徴

高い技術力と“1個からの”ものづくり

(新聞)2007年NextMED開発室開設時に出稿した広告。顧客ニーズに合わせ、最先端の加工技術を研究期間との連携で開発した。

樹脂の加工と樹脂材料の販売を主な業務とする八十島プロシードは、いわば樹脂(プラスチック)のプロフェッショナルです。ただし、私たちが手がけるのは、みなさんの身近にあふれる大量生産のプラスチック製品ではなく、人の生命に関わる医療分野製品のOEMを始め、航空宇宙、半導体分野など、製品スペックに対する要求度の非常に高い分野に採用されるニッチな重要部品などです。高機能性樹脂を使用し、高精度の切削加工技術を駆使した “1個からの”少量かつ高付加価値なものづくりにおいて、お客様が必要とされる製品を八十島プロシードならではの高い技術力で実現する完全受注生産(加工受託)で、約80年にわたり豊富な実績と信頼を築いてきました。

事業の変遷

時代のニーズに柔軟に対応し、高機能素材も扱う総合加工メーカーへ 

(ドイツ)ドイツ医療展示会にも出展。当時は、生体適合性樹脂材料によるインプラント製品を中心に開発製造を行っていた。

時代の趨勢をいち早く読み取り、事業の領域を柔軟に変化させていく。それが八十島プロシードの基本姿勢です。70年代は電子部品業界、80年代は食品業界、90年代は半導体業界を中心に事業を展開。さまざまな分野のものづくりに携わることで幅広いノウハウを蓄積し、技術力を高めてきました。
私たちの技術が高められた要因、それはひとえにお客様からの、「今までに存在しない製品の実現」の要望と、何が何でもそれを実現するぞ!と言う技術者たちの熱い思いです。今までに存在しない製品を実現するために、常に新しい製法を試行錯誤し、それに必要なソフトやハードなどの環境を先んじて整え、常に時代をリードできるよう、挑戦を続けてきました。
80年代には、まだその用途開発が進んでいるとは言えなかった高機能性樹脂素材「PEEK(ピーク)」の取り扱いをいち早く開始したのですが、その後、半導体の時代となり、PEEKを始めとするスーパーエンジニアリングプラスチックの応用分野が急激に拡大したことで、今やPEEKにおいては世界有数の取扱量を誇り、素材提供から加工まで対応できる総合加工メーカーとしての地位を確立しています。

強み

高度な切削加工技術×最新3D技術で市場を拡大

3Dプリンターの導入により、3Dテクノロジーを活用したものづくりを提案する業務のウェートが急速に拡大。対象分野は医療にとどまらず、工業分野はもちろんのこと、全く新規分野である建築分野にも進出。

高機能性樹脂素材「PEEK(ピーク)」は耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性に優れるという特性から、産業分野のみならず医療分野においても2008年には厚生労働省に体内留置用(インプラント)新規材料として認可されるまでになりました。2007年、医療分野に特化した専門部署として「NextMED開発室」を新たに設置し、新しい医療用材料のPEEKについても、国内で唯一のメーカーのパートナーとして拡販および製品製造を開始。今や、整形外科分野のPEEK製インプラント製品については、ほとんど当社が手がけていると言っても過言ではないほどになりました。当時、「NextMED開発室」の開設は、医療という極めてハードルの高い領域への挑戦でしたが、今では、整形外科分野のインプラント製品や内視鏡手術シミュレーターなどドクターのニーズにきめ細かく対応した製品づくりで、高い評価をいただいています。
一方で、全社的には五軸同時制御加工機や複合加工機といった最先端の切削加工機や最新の3Dテクノロジー(3Dプリンター、3Dスキャナーなど)を積極的に導入。開発から基本設計・試作・製品製作までものづくりの全プロセスに貢献する環境を整え、医療だけでなく、機械、自動車や建築など新たな市場を次々に開拓しています。

展望

提案型の新たなビジネスモデルで100年企業へ!

あらゆる分野のものづくりに変革をもたらすと言われる3Dテクノロジー。ただし、高性能な3Dプリンターさえあれば高度で複雑な3D造形ができる、というわけではありません。最も重要なのはその一歩手前、3Dデータを構築する技術であり、八十島プロシードはその点においても業界屈指のノウハウを有しています。現在はそうした“ソフトの力”を最大限に発揮し、新製品開発段階からのものづくりの上流工程への参画、スピードアップやコスト削減といったお客様の課題を先取りした新しいものづくりのフローの提案、アジア市場への進出など、これまでにない新たなビジネスモデルの創出に挑戦しています。
100年企業に向けてー。八十島プロシードはさらなる飛躍をめざします。

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