八十島プロシードが取り扱うエンジニアリングプラスチックは機械的強度や耐熱性に優れ、主に高い性能の求められる工業用部品などに適しています。ここでは様々な種類のプラスチック材料の特性や用途例をご紹介しています。
プラスチック材料・樹脂材料一覧
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MELDIN®(メルディン)7000シリーズは、優れた耐熱性と低温から高温にかけて優れた機械的特性を維持する全芳香族ポリイミド樹脂です。耐熱性は短時間で482℃での使用も可能です。優れた真空特性を有し、また、耐プラズマ性、耐摩耗性、クリープ性、電気絶縁性等においても優れています。
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琥珀色透明な非晶性樹脂であるスミカエクセルPESは、透明樹脂素材中最高域の耐熱性を持ち、 高温域での実用特性、力学特性に優れ、100~150℃以上の温度での弾性率、180℃までのクリープ特性は、熱可塑性材料の中でも高いレベルにある材料です。
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スミカスーパー(旧エコノール)は、400℃でも溶融変形せず、常用使用温度260℃という優れた耐熱性を有する全芳香族ポリエステル系の樹脂です。切削抵抗が小さく、発熱による溶融が少ないため、寸法安定性に優れています。また、バリの発生が非常に少ないため、微細加工に適した材料です。
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スミカスーパーS300は、PTFEにスミカスーパーE101を充填した摺動性に優れた樹脂です。PTFEの欠点である耐摩耗性、圧縮クリープ特性が著しく改良され、かつPTFEの持つ低い値の摩擦係数を維持した材料です。